グリーン・デイ、『ドゥーキー』が全米でダブル・ダイアモンドに認定「このアルバムを愛してくれたすべての人に感謝」
グリーン・デイが歴史に名を刻んだ。今週、このポップ・パンク・トリオの1994年の3rdスタジオ・アルバム『ドゥーキー』がダブル・ダイアモンドに認定され、キャリアの大きな節目を迎えた。 この栄誉により同作は、米国で2,000万枚以上の売上を記録したアルバムとしてRIAA(アメリカレコード協会)の認定を受けた13枚目のアルバムとなり、マイケル・ジャクソンの『スリラー』、AC/DCの『バック・イン・ブラック』、『レッド・ツェッペリンIV』、『ザ・ビートルズ』、ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』、シャナイア・トゥエインの『カム・オン・オーバー』など、数々の象徴的なアルバムが含まれるリストの仲間入りを果たした。 グリーン・デイは、現地時間2024年9月14日に米カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで行われたソールドアウトのコンサートで、レーベルのワーナー・レコードと彼らのマネージメントであるクラッシュ・ミュージックから賞を授与された。今週初めのインスタグラムの投稿で、歌手のビリー・ジョー・アームストロング、ベーシストのマイク・ダーント、ドラマーのトレ・クールは、SoFiのバックステージでダイヤモンド認定のトロフィーを誇らしげに見せびらかし、歴史的な偉業を成し遂げる手助けをしてくれた熱狂的なファンに感謝の意を表した。 彼らは、「この30年間、私たちと同じくらいこのアルバムを愛してくれたすべての人に感謝します。そして、私たちの夢を実現していくことを可能にしてくれたすべての人にも感謝します」と書いた。 グリーン・デイは、今夏のソールドアウトのスタジアム・ツアー【セーヴィアーズ・ツアー】で、アルバム『ドゥーキー』の30周年と2004年のポリティカル・パンク・コンセプト・アルバム『アメリカン・イディオット』の20周年を祝っている。2時間以上にわたる刺激的なステージでは、「Longview」、「Welcome to Paradise」、「Basket Case」、「When I Come Around」など『ドゥーキー』の定番曲15曲の演奏で幕を開け、その後、他の名曲のミニセットが続き、最後に「Holiday」、「Boulevard of Broken Dreams」、「Jesus of Suburbia」、そしてタイトル曲など、『アメリカン・イディオット』の人気曲が一気に披露される。 トレ・クールによるダンスの幕間や、大量の花火などの特殊効果が炸裂する中、上空を巨大な飛行機型風船が通過する演出などが盛り込まれたコンサートは、2025年2月には待望の来日4公演、3月にはオーストラリアのスタジアム3公演が予定されている。