藤原紀香、モデル時代を回想「両親に『もう娘じゃない!』と言われたことも…」主演舞台会見
女優・藤原紀香が11日、都内で主演舞台「カルメン故郷に帰る」(8月17~25日=東京・新橋演舞場、9月5~17日=大阪・松竹座など)の製作発表記者会見に演出の錦織一清と出席した。 【写真】舞台「カルメン故郷に帰る」製作記者会見に出席した藤原紀香、錦織一清 高峰秀子さんが主演し、国内初のカラー作品として1951年に公開された木下恵介監督の同名映画を初の舞台化。東京でストリッパーで働くリリィ・カルメン(藤原)が、故郷である和歌山に帰省するところから物語が始まる。 藤原は、会見に真っ赤な衣装で登場し「はあ~い!リリー・カルメンです」とあいさつ。演じるカルメンについて「とてもかわいくて強くて大好き」と愛着を語り、作中でダンスを披露することから「モデル時代のポージングも生かしながら自分なりのスタイルを確立したい。見ている人が楽しくなるようなショーにしたい」と声を弾ませた。 カルメンはストリッパーとして働き、偏見や差別に立ち向かう役柄。藤原は「私も昔は水着になることも怒られて、両親に『もう娘じゃない!』と言われたこともあった。でも私には決してこびるんじゃなくかっこいいポージングだとか、やりたいこともあって。絶対すてきな作品になると思って一歩一歩やってきた。そういうところはカルメンとかぶるかもしれません」と共感した。 演出を担う錦織は、「美しい紀香さんを見てほしい。紀香さんの代表作になるような作品を作っていけたら」と力を込めた。
報知新聞社