<滅相も無い>加藤拓也監督・脚本のSF群像劇 上白石萌歌、窪田正孝、堤真一らキャスト9人発表 4月期「ドラマイズム」でスタート
◇平原テツさんのコメント
最初、このお話をいただいた時にドラマで加藤拓也くんの作品に関われること、そして素晴らしいキャストの方々と共演できることに興奮しました。加藤くんの脚本はファンタジー要素はあっても、結局は人間そのものを描いていて、見る人に何かしらあてはまったり、「あぁ~何かわかるわその感じ」と共感出来るんじゃないかと思います。演出も俳優の感じたまま演じさせてくれて、演技のすり合わせもスムーズで本当にやりやすい。共演者の方々とも少ない時間でしたが、現場で楽しく作品づくりに没頭出来ました。各人物のいろいろなストーリーを楽しめる素晴らしい作品になっているので、是非ご覧になってください。
◇中嶋朋子さんのコメント
それは、心地よい違和感と、えもいわれぬ親和性が共存する世界観。未体験なのに、妙に肌なじみの良さがある……。まったくもって、奇妙な体験なのです。初めて脚本を読んだ時から、撮影の間も、撮影を終えてしまった今も、なんだか静かに興奮しています。誰かとシェアしたいけど、非常に個人的な感覚のような気もしていて、なにやら胸がドキドキします。大人になって、こういう気持ちになったことって、あったかなぁ。早く誰か、「滅相も無い」という体験を共有出来る人が現れてくれないものかと、実はひそかに待っているところです。
◇窪田正孝さんのコメント
加藤くんとまた仕事ができて心底うれしかったです。脚本も演出も斬新でとても刺激的な現場でした。日常に突如巨大な穴が現れて、それがどこにつながってるかも分からない。天国なのか地獄なのか。その人にとって都合のいい理由でいつでも入ることができる穴が存在したら人にはどんな心理が働くのか。清算したい過去、トラウマ、カルマ、人間の真髄が描かれた群像劇をお楽しみください。
◇堤真一さんのコメント
加藤拓也監督の独特の感性が詰め込まれた、とにかく不思議な作品なので、撮影に入るまでも悩む日々が続いたんですが、楽しく撮影することができました。でもきっと登場人物たちに共感できる部分がたくさんあると思うので、物語をどう解釈するか、自分たちだったらどうするか、そんなことを考えながら見ていただけたらと思います。とにかく、出来上がりをすごく楽しみにしています。