育児中に「思わず出る関西弁」10選!関東のママ友に伝わらないことも
関西弁4. おっちん
「おっちん」は、子どもにきちんと座るよう呼び掛けるときに使うフレーズです。 飲食店や電車の中などでは、保護者が子どもに「おっちんしよか」と言っている様子をよく見かけます。 「ちゃんと座る」「ちんと座る」に「お」が付き、「おっちん」と言うようになったそうです。
関西弁5. よして
「よして」は、仲間に入れてほしいときによく使われる言葉です。 公園や幼稚園では、子どもが他の子に対して「よーしーてー」と言い、輪に入っていく光景を見かけることもあります。 筆者は関西の中で引っ越しを経験しているのですが、同じ関西でも使う地域と使わない地域に分かれます。 引越し先で「よして」と言われた際、「やめて」という意味で捉えてしまったこともありました。 同じように、関東のママ友に驚いた顔をされたことがある人もいます。
関西弁6. まんまんちゃんあん
「まんまんちゃんあん」は、お仏壇やお墓、仏像などを拝むときに使う関西の赤ちゃん言葉です。 「まんまんちゃん」は「南無阿弥陀仏」から転じて「仏様」、「あん」は「あな尊し」という古い言葉から「拝む」という意味になったと考えられています。
関西弁7. むいむい
「むいむい」は、虫のことを指す関西の赤ちゃん言葉です。 虫のなかでも、特にイモムシのことを指すことが多いのだとか。 ほかにも、みかんなどの皮を剝くときにも「むいむい」と言うことがあるそうですよ。
関西弁8. やんぴ
「やんぴ」は、「やめた」「抜ける」といったニュアンスの関西弁です。 主に子どもが使う言い回しで、「やーんぴ」と言って遊びをやめるときに使います。 イントネーションは、共通語でいう「やーめた」とほとんど同じです。 関西圏でも人によって少し言い方が変わるようで、「やんぺ」と言うこともあるのだとか。 「やんぴ」「やんぺ」を使わない地域の人からすると、「ぱぴぷぺぽ」で終わる言葉をあまり聞く機会がないため、不思議に感じることもあるそうです。
関西弁9. わや
「わや」は、むちゃくちゃな状態を表現するときに使われる関西弁。 部屋がおもちゃや服でごちゃごちゃになっているときや、子どもが上手くご飯を食べられず机の上や口周りを汚してしまっているときなど、子育て中はいろんな場面で登場する言い回しです。 ちなみに「わや」は関西以外にも、中四国や北海道など広範囲で使われているそうです。