課題は『上半身強化』 トランポリン・西岡隆成がジャパンオープンで4位「自分の体と気持ちを作りきれなかった」
◇2023川崎トランポリンジャパンオープン決勝(10日、川崎・とどろきアリーナ) 11月に行われたトランポリンの世界選手権、男子個人で銅メダルを獲得した西岡隆成選手が10日、ジャパンオープンに出場しました。 【画像】トランポリン世界選手権で銅メダルを獲得した西岡隆成選手 前日の予選を59.900で1位通過をしたものの、この日の決勝では得点をのばせず59.390で4位に終わりました。 競技後、西岡選手は「昨日の反省を生かして目標としては61点後半の点数を狙いに行った。決めきれなかったのは世界選手権からもう一回、自分の体とか気持ちとかを作りきれなかったのが一つの原因かな」と振り返りました。 来年へ向けては体作りに重点を置くといい、「下半身を使う競技なんで、下半身自体はそうなんですけど、トランポリンは背筋を使う。背筋をしっかりと強化しつつ、前も弱かったら意味がないんで、全体的に上半身をもう少し強化していこうかなというのを、トレーナーさんとも話して決まった」と明かしました。 初の五輪出場へ向けて、来年5月に行われる代表選考会に出場する権利を持つ西岡選手。 「パリ五輪が最終じゃなくて、五輪連覇とかもしていきたいので、そういった意味ではしっかりと1位をとりつつ、さらにそこからトランポリン自体を自分が盛り上げれるように」と意気込みました。 <決勝の結果> 優勝 石川和 2位 宮野隼人 3位 岸大貴 4位 西岡隆成