中日・細川の活躍に鳥谷氏「素晴らしい」 現役ドラフト加入後2年連続フル稼働、今季はOPS.846
◆ 谷繁氏「1年間、出続ける体力があるのがすごい」 フジテレビONE『プロ野球ニュース』の年末大反省会SPが12月19日に放送され、セ・リーグのベストナインに初選出された中日の細川成也外野手(26)が解説者から絶賛された。 2022年12月に初開催された現役ドラフトで、DeNAから移籍してきた和製大砲。長打力不足に苦しむチームに即フィットし、新天地1年目の昨季は140試合に出場し、いずれもチームトップの24本塁打&78打点をマークするなど、打率.253、OPS.780の好成績を残した。 移籍2年目の今季もクリーンアップの一角を担い続け、打率.292、23本塁打、67打点、OPS.846と活躍。打率はリーグ4位、本塁打も同4位タイ、OPSは同5位と、各打撃ランキングの上位に名を連ね、自身初タイトルとなるベストナインに選ばれた。 同番組に出演した谷繁元信氏は「去年の経験を活かしつつ、今年は去年よりも波が小さかった。それと1年間、出続ける体力があるっていうのはやっぱり一番すごいこと」と、ケガなく全試合出場を果たした体力面を絶賛。 田尾安志氏は「素晴らしいですよね。DeNAで苦労していた姿も見ているだけにね。それがドランゴンズに来て去年、今年と大活躍ですから。ひとつ、バッティングのコツをつかんだ感じはありますよね。僕が思うのは、トップに入るときに止まらなくなった。動きの中でトップを作ってスイングする。これがひとつ、大きな違いだと思っています」と打撃面の進化について持論を述べた。 真中満氏も「文句なしじゃないですか? チームが最下位だったので『もっと打て』という声もありますけど、十分な数字だと思います」と大絶賛。鳥谷敬氏は「間違いなく中日で一番打った選手。対戦するチームは『細川選手を抑えればなんとかなる』と思って勝負してる中でのこの成績。前後の選手も打ってこの成績じゃないんで、そういう意味でもこの成績は素晴らしいと思います」と孤軍奮闘状態だった背番号55を称えた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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