長崎がJ2屈指の守護神・後藤雅明を獲得! 山形はフィールド選手“スタメン10人”残留も正GK流出
V・ファーレン長崎は26日、モンテディオ山形からGK後藤雅明(30)が完全移籍で加入することを発表した。 【動画】サポーターも総立ち! 山形GK後藤雅明のビッグセーブ 後藤は國學院久我山高から早稲田大を経て、2017年に湘南ベルマーレでプロキャリアをスタート。2019年にツエーゲン金沢へ期限付き移籍し、翌シーズンに湘南へ復帰したが、2021年から金沢に完全移籍となった。 金沢での2021シーズンは正守護神としてリーグ戦37試合に出場。チームのJ2残留に貢献した。そして2022年に山形へ完全移籍すると、すぐにレギュラーポジションをつかみ、同シーズンにリーグ戦全42試合に出場。今季もリーグ戦全38試合でピッチに立ち、3年連続のJ1昇格プレーオフ進出に貢献した。 長崎は今季3位でプレーオフに進んだが、準決勝で敗れて昇格は叶わず。後藤は加入に際してクラブ公式サイトを通じ、「V・ファーレン長崎のJ1昇格、優勝のためにゴールを守ります。日々成長し目標達成のため全力を尽くします」と決意を語っている。 一方、4位で臨んだプレーオフで同じく準決勝敗退だった山形は、シーズン終盤の上昇気流を支えたフィールド選手のスタメン10人を含む主力選手の契約更新を次々と発表していたが、J2屈指の守護神を引き留めることはできなかった。 後藤はクラブ公式サイト上で「今回の決断は決して簡単なものではありませんでした」とコメント。「モンテディオ山形で3年間プレー出来たからこそ今の自分があると思っています」とし、「ホームゲームの試合は毎回楽しみで最高の雰囲気の中で試合出来たこと、とても幸せでした。今後も自分の目標に向かって日々成長出来るよう頑張ります。3年間本当にありがとうございました」と感謝を示した。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●GK後藤雅明 (ごとう・まさあき) ■生年月日 1994年5月24日(30歳) ■出身地 埼玉県 ■身長/体重 191cm/83kg ■利き足 右 ■経歴 小手指サッカースポーツ少年団-プレジールSC入間-國學院久我山高-早稲田大-湘南-金沢-湘南-金沢-山形 ■出場歴 J1リーグ:3試合 J2リーグ:158試合 カップ戦:4試合 天皇杯:5試合(※早稲田大在籍時を含む) ■コメント ▽長崎 「モンテディオ山形から加入しました後藤雅明です。V・ファーレン長崎のJ1昇格、優勝のためにゴールを守ります。 日々成長し目標達成のため全力を尽くします。2025シーズン最高のサポートをよろしくお願いいたします。」 ▽山形 「V・ファーレン長崎に移籍することを決断しました。今シーズンも最高のサポートありがとうございました。3年連続プレーオフ敗退。昇格という目標を達成出来ず本当に悔しく、いつも応援していただいている皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。 今回の決断は決して簡単なものではありませんでした。モンテディオ山形で3年間プレー出来たからこそ今の自分があると思っています。モンテディオ山形に加入して、素晴らしい監督、スタッフ、仲間たち、サポーターと出会いました。ここで過ごした時間は私の一生の財産です。この3年間で自分に関わってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。監督をはじめスタッフの方々のサポートのお陰で、素晴らしい環境の中、日々の練習や試合に全力で取り組むことが出来ました。GKコーチの松岡さん、前GKコーチの土屋さん、アカデミーの武志さん、高山さんには日々成長出来るようご指導いただきました。思いや感情を共有し一緒に戦ってくださいました。 そして頼もしい仲間たちに支えられ、試合に出場しどんな事も乗り越えてこられたと思っています。本当にありがとうございました。 ファン、サポーターの皆様、どんな時もどんな場所でも熱い応援をありがとうございました。ホームゲームの試合は毎回楽しみで最高の雰囲気の中で試合出来たこと、とても幸せでした。今後も自分の目標に向かって日々成長出来るよう頑張ります。3年間本当にありがとうございました。」