1軍再昇格を狙う巨人22歳遊撃手がアピール弾「打てたことは自信に」克服した課題は
◆イースタン・リーグ DeNA8―3巨人(2日・平塚) 巨人の中山礼都内野手(22)が2日、同期に負けじと再昇格アピール弾を放った。イースタン・DeNA戦(平塚)に「1番・遊撃」で先発出場。7点を追う7回1死一塁で内角直球を捉えて右翼ポール際に運ぶ2号2ラン。3、5回にも安打を放ち、2軍で今季2度目の3安打とし「ずっと内角は課題でしたし、こうして打てたことは自信にもなる」とうなずいた。 【写真】左は殿馬打法、右は神主打法の二刀流で支配下目指す この日、同学年の秋広が1軍に緊急昇格。5回1死で3得点の口火となる左前安打を放った。中山も「すぐに1軍に上がりたい」と熱い思いは秘めつつも、「今やらなければいけないことがたくさんある。一つずつ課題を潰しながら」と冷静に自身と向き合い、レベルアップに努めている。 桑田2軍監督は「いつ呼ばれてもいいんじゃないかな」と高評価した。1軍では9試合で打率9分1厘と低迷。5月7日に2軍降格となったが、約1か月でリベンジの準備は整いつつある。(小島 和之)
報知新聞社