【子どもが憧れる職業】全国に30万人もいる「ゲームクリエイター」の年収はいくら?
ゲームクリエイターは、子どものなりたい職業として人気のある仕事です。実際に日本FP協会が実施した、2022年度 小学生「将来なりたい職業ランキングトップ10」によると、男子児童が選んだ職業の4位に「ゲーム制作関連」がランクインしています。 しかしなかには、ゲームクリエイターはどのような職業で、年収はいくら位なのか知らない方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回は、ゲームクリエイターの仕事内容や年収について解説します。
ゲームクリエイターの仕事内容
ゲームクリエイターとは、家庭用ゲーム機をはじめ、スマートフォンやパソコンなどのゲームソフト(あるいはアプリ)を作成する仕事です。主な仕事内容を、厚生労働省jobtag「ゲームクリエーター」よりご紹介します。 ●企画制作 ●グラフィック作成 ●プログラミング ●サウンド作成 会社によっても仕事内容は多少異なりますが、一般的にはいくつかの分野や担当に分かれて作業を進めます。各担当が協力して、チーム一丸となってゲームを作成することが大切でしょう。 ゲームクリエイターになるために必須の資格はありません。一方で、グラフィック分野では絵や描画、サウンド分野では音楽、プログラミング分野ではプログラミングに関する知識やスキルが求められます。 ゲーム業界は、プログラミングやデジタル技術の進歩と共に急速に発展しています。このような最先端の技術を駆使しながら、新しい世界観を一から作りあげる作業は、やりがいや達成感を得られるでしょう。
ゲームクリエイターの年収
ゲームクリエイターの仕事内容が分かったところで、次は平均年収を見てみましょう。 ゲームクリエイターの年収は、経験や役職、勤務する会社によって異なります。厚生労働省によると、ゲームクリエイターの全国の平均年収は579万8000円とのことです。 専門的な知識やスキルが必要となる分野や、複数のプロジェクトを担当すると上記年収よりも高い収入が見込めるでしょう。 また、フリーランスで活動するクリエイターも全体の22.6%ほどいるようです。フリーランスのゲームクリエイターは、自らのスキルとネットワークを生かして、さまざまなプロジェクトに参加することで、収入を得ることが可能です。これにより、大手企業に所属するクリエイターとは異なり、複数の収入源を持つことが可能となるでしょう。 このように、ゲームクリエイターの年収は条件や働く環境によって左右され、個々のスキルやキャリアパスによって大きく変わる可能性があります。
ゲームクリエイターの年収はおよそ580万円! スキルによって左右される
ゲームクリエイターの年収は、およそ580万円であることが分かりました。ただし所有している知識やスキル、経験によって大きく左右されます。 ゲームクリエイターを目指すのであれば、プログラミングスキルはもちろん、芸術分野や音楽分野での知見があると就職に有利になるかもしれません。 出典 日本FP協会 小学生の「将来なりたい職業」集計結果 厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag ゲームクリエーター 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部