DeNA・石田裕太郎が独り立ち すでに退寮して一人暮らし 野球では「東さんを脅かす存在に」
DeNA・石田裕太郎投手(22)が21日までに、自立への第一歩を踏み出した。このオフに選手寮を退寮し、初めての一人暮らしを始めた。静岡・静清高、中大時代にも寮生活を送った右腕は「そんなに不安はない。楽しみ」と笑みを浮かべた。 横浜市出身。ベイスターズファンの家族に支えられ、ドラフト5位でプロ入りを果たした今季は、6月のデビュー戦から4連勝を飾った。後半戦は相手の対策もあって失速し、収穫と課題を手にした1年目だった。 先発ローテーションの候補として期待される2年目の目標は、規定投球回の143回到達。「(エースの)東さんを脅かすような存在になっていきたい」と闘志を燃やす。私生活では自炊に意欲を示しつつ「実家が近い。困ったらお母さんに…」と率直に語り、報道陣の笑いを誘った。(鈴木智紘)