米ツアー目指す平田憲聖「この立ち位置で入れたことに、自分の成長を感じた」【ZOZOチャンピオンシップ】
米男子ゴルフの日本大会、ZOZOチャンピオンシップの前日記者会見が23日、千葉県印西市のアコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)であり、日本ツアーの賞金ランク1位として臨む平田憲聖(23)=エレコム=が登壇。「距離がすごく長いわけでもなく、日本人でも闘えるコース。この立ち位置で入れたことに、自分の成長を感じた」と、自信をみなぎらせた。 海外ツアー転身を目指す平田は、このまま賞金王になれば欧州ツアーの出場権を得られるが、最終目標は米ツアー。今大会で優勝すれば、2年間の出場権を付与される。10位以内なら次戦のツアーに出ることができ、好成績を続ければ常時参戦にもつながっていく。 6位になった昨年に続く出場だが、周りはメジャー王者ら世界のビッグネームぞろいとあって、「米ツアーは小さいころから(テレビなどで)見ていたが、そこに自分が出ている姿は想像できない」と、クールな表情にも緊張感がありあり。会見場となったメディアセンターの大きさにもびっくりし、「初めて入った。めちゃくちゃデカいですね」と、興奮は冷めない。 初日と2日目は、米6勝のマックス・ホマ(米国)、2勝の任成宰(イム・ソンジェ、韓国)と同組。「いいバーディーパットを打つには、フェアウエーにないと難しい。グリーンは速いが、フェアウエーから打てばしっかり止まってくれる。かなり傾斜がきつい所もあるので、上りのラインにつけられるよう、逆算して組み立てていく」と、攻略法を語った。
中日スポーツ