S班不在の武雄競輪G3、4日制G3最多34V誇る浅井康太が参戦「裏開催にしてはいいメンバー」
武雄競輪「大阪・関西万博協賛競輪(G3)」は28日、初日を迎える。12RのS級初日特選を走る浅井康太(39歳・三重=90期)に話を聞いた。 S級S班が不在の今節。地元の山田庸平と並んで目玉的存在なのが浅井康太だ。先月のG1全日本選抜競輪で決勝進出すると、その後は立て続けに高松記念、四日市F1、高知F1をV。3連続優勝で今回に乗り込んできた。 「G1の前の静岡記念で落車して、状態的にはそこまでいい感じはない。F1も裏開催だったし、流れが良かったなぁって感じで感触よりも結果が良すぎる感じですね。正直、今はダービーに向けて状態を上げていきたいと思っているところですね」 4日制G3最多の34Vを誇る浅井。武雄でも65、66周年を連覇した実績がある。 「たまたまでしょう。勝てる時は勝てるんで。今回も頑張るだけ。裏開催にしてはいいメンバーが揃った。この後は川崎記念の追加も入った(欠場した松浦悠士に代わって)ので。やっぱりF1ばかり走っていると脚が落ちてしまう。いいメンバーで戦う事でG1につなげられると思う。直前は雨が多くてあまり(外で)乗れていないのがどうかなと思うけど、初日はどうあれ自力で頑張ります」 約1か月後に迫ったダービーにつなげる、当地3度目のG3優勝、4連続Vを目指す戦いが幕を開ける。(netkeirin特派員)