写真集が激売れ!151センチ、48キロ「普通ってこんなもんだよという物差しに」にゃんこスター・アンゴラ村長が見せた“標準体型”の魅力
この身長・体重で、肥満でも痩せ型でもないと「こういう感じなんだ」
にゃんこスターのアンゴラ村長さんが、20代最後の日を飾る日に発売した1stデジタル写真集『150センチ、48キロ』(講談社)が、出版社も驚くほどの売れ行きを記録中です。 【写真16枚】アンゴラ村長1st写真集『151センチ、48キロ』写真集カット&インタビュー中の写真を見る 5月16日に発売されたこの写真集は、発売数日で各電子書店の写真集部門のウィークリー1位を総なめに。自然体のアンゴラ村長さんのデートっぽい姿からパジャマ、ランジェリー姿まで、ありのままの魅力が詰まった1冊になっています。 「異例の売り上げ」となった理由を自分ではどう分析しているのか、自身が思う魅力や、女性を取り巻く“標準体型”という考え方について聞きました。
「私が人間離れした美しさのアイドルの方と同じ体重になったとて」
――初の写真集オファーを受けたときの心境、売れ行きに対しての周囲の反響は? やってみたい、楽しそうだなと思って迷いなくお受けしました。周囲の反響としては好意的な意見が多いですね。無理して撮ったわけではない、本当に自然に“日常120%”みたいな感じで撮影してもらった“ありのままの姿”を良さとして受け取っていただけて良かったです。自分の全てを肯定されたような感じがしてうれしいです。 タイトルの『151センチ、48キロ』にも、「自分と一緒のサイズだ」、「過度なダイエットをしなくても、このままで可愛くなれるんだ」と喜んでくれる声を結構いただきます。 ーー“ありのまま”ということで、特にダイエットもせず、撮影前日もビールを飲んで挑んだと聞きました。 写真集の話が来た時に、つい「痩せなきゃ」と思ったんですが、私にそこは求められてないのかなと思いまして。私が人間離れした美しさのアイドルの方と同じ体重になったとて…なので。 でも一応、1ヵ月くらいホットヨガとかピラティスには通って、猫背矯正や姿勢を正すことは意識しました。さすがに着のみ着のままで行って撮った写真集にお金を出してもらうのは悪いかなと思ったので(笑)。 ーータイトルも含めてですが、アンゴラ村長さんは自己プロデュースに長けている聡明な方という印象です。写真集が売れた理由をご自身ではどのように分析していますか? 聡明って言われてうれしいです(笑)!コンセプトの部分では、痩せ型でも肥満型でもない、「標準体重」で行こうということは提案させてもらいましたが、衣装などは全部お任せでした。 やっぱりこの“普通さ”が良かったのかなと思います。この身長・体重で、肥満でも痩せ型でもないと「こういう感じなんだ」っていう。身近にいる感じが良かったのかなと思います。 ――お気に入りのカットを教えてください。 アイスクリームで顔が隠れているカットもいいですね。眩(まぶ)しかったんだろうなって感じですけれど、こんな表情になるんだなと。あとは、意外と自分の口が「ムニッ」としているんだと気付きました。 やっぱりランジェリー姿のカットもあるので、本業のお笑いに差し支えがあったら嫌だなという気持ちもあったので、「あまり過激すぎないように」ということは思っていました。そこはスタッフの方々が汲(く)んでくださったのでありがたかったです。 ――撮影を振り返ってみていかがですか? 実は撮影は1日で完了したというコスパの良さでして。朝10時に入って、1時間ぐらいメイクをして、日が落ちる前に撮影が終わるという。コスパもとんでもなかったですし、スタッフの皆さんが「かわいい」とすごく褒めてくださいました。やっぱり芸人なので、そんなにちやほやと褒められることがないから、二度とないありがたい1日でした。 ――20代ラストの区切りとしての意味もあるのでしょうか。 30代に向けて意識的にはそんなに変わっていなくて、どちらかというと20代は地道に努力していこうとか、小さい目標を立てて頑張っていこうとか、努力を積み上げる20代だった気がしています。なので、30代はこれまでのことも大事にしつつ、より新しい目標のために、ちょっと方向修正をしていく、という感じですかね。
めざましmedia