調布で能登応援・防災イベント 東日本大震災復興支援の地域間交流で
「東北交流・能登応援 防災イベント」が11月9日・10日、調布市役所前庭で開催される。(調布経済新聞) 【写真】調布市商工まつりで出店する様子 東日本大震災直後から宮城県石巻市へ支援物資の搬送などを行った市民ボランティアを中心に、その後、学生や主婦、会社員、NPO、地元企業などが集まり設立された復興支援活動を行うボランティア団体「調布から! 復興支援プロジェクト」が主催する。調布市と石巻市とのつながりをきっかけに、13年の間に広がった全国とのつながりである「絆ネットワーク」とも共催し、物産販売を通して地域間交流と、能登半島地域の応援を目的に企画。調布市と石巻市の後援を受け、日常的な防災の重要性と人とのつながりの大切さを体験できるイベントを用意する。 当日は、石巻市のほか、石巻市との連携をきっかっけにつながった秋田県や山形県、福島県、長崎県、福岡県、沖縄県などの物産販売を行う。そのほか、防災、減災に関する展示や体験者による「防災・減災トーク」も行う。 物産販売の売り上げの一部は、能登半島地震で被害を受けた能登半島の応援と東北各県との交流事業に充てる。 同ボランティア団体と共同主催する一般社団法人「サステナブルコミュニティ共創機構」の横山泰治さんは「東日本大震災をきっかけにつながった、調布市民の皆さんと、全国の観光協会、市民活動団体とのつながりが、能登半島の皆さまへの応援と、今後も細く長く続く交流の一端となれれば」と話す。 開催時間は10時~16時。雨天決行。
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