立民・野田佳彦代表がトランプ氏に祝意 日米関係の今後にも言及 米大統領選勝利確実を受けて
立憲民主党は6日、米大統領選で4年ぶりの返り咲きを目指してきた共和党のトランプ前大統領(78)の勝利が確実となったことを受けて、野田佳彦代表の談話を発表した。 野田氏は「ドナルド・トランプ氏がアメリカ合衆国の次期大統領に選出されたことに心から祝意を表します。新たなリーダーのもと、国内の分断を乗り越え、円滑に政権移行が進み、米国民の結束と協調が高まることを期待しています」とした上で「米国社会は、相違点の中から一致点を見い出し、社会問題を乗り越える多様性と復元力を歴史的に証明してきました。次期大統領がその力を引き出し、米国のさらなる発展と繁栄につながるよう祈念します」とつづった。 地域紛争や大国間競争など、世界で対立や分断が起きていることや、気候変動問題の深刻化などに触れながら「米国は、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値のもとに、主導的役割を果たしてきました。今後とも、国際平和の構築及び地球的課題においてリーダーシップを発揮していくことを期待します」とした。 日米関係にも触れ「日本と米国は、普遍的価値の絆、日米同盟で固く結ばれています。今後とも、国際社会が直面する様々な課題の解決に向けて、日米が手を携えて共に取り組み、世界の平和と繁栄に尽力していきたいと思います」とも記した。