「5回10Kってバケモン?」オリックス育成右腕が阪神相手に圧巻投球 大山らから5者連続含む5回10奪三振 今季打者72人に対し四球わずか2
◆ウエスタン・リーグ 阪神―オリックス(12日、鳴尾浜) オリックスの育成右腕が阪神打線相手に快投を見せた。 ■外角低めに見事なコントロールで見逃し三振…オリ育成右腕が圧巻の5回10K【動画】 先発マウンドに立ったのは芦田丈飛。期待の24歳ルーキーは初回からアウトすべてを三振で奪うなど阪神打線を手玉にとり、中盤では4番大山悠輔を含む圧巻の5者連続三振。芦田は5回でマウンドを降りたが、10三振を奪い、被安打3無失点と秀逸のピッチングを披露。また芦田は今季これまで、打者72人に対し四球わずか2と抜群の制球を誇っている。 「イージースポーツ」公式X(旧ツイッター)では、3回に豊田寛から奪ったこの日、8個目の三振動画を公開。SNS上では「おいおい。阪神相手にえげつない投球してるな」「いや~楽しみな投手がどんどん出てくるね」「この調子で安定したら最後の支配下候補の可能性も?」「1軍主力もいるなかでお見事」などのコメントが寄せられた。 千葉出身の芦田は、千葉英和高、国士舘大、社会人野球のオールフロンティアを経て、BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団。1年目の昨季は38試合に登板し2勝1敗7セーブ防御率3.20、39回1/3を投げて38奪三振をマークし、クローザーとしてリーグ優勝に貢献。23年ドラフトでオリックスから育成4位指名を受け入団した。最速152キロのストレートと鋭く落ちるフォークが武器。身長185センチ体重95キロ。右投げ右打ち。
西日本新聞社