クリスマス仕様の観光列車「DLクリスマス号」JR山口線を行く…サンタも乗り込み子どもらにプレゼント
クリスマス(25日)を前に、JR西日本は21日、特別仕様のヘッドマークをあしらった観光列車「DLクリスマス号」を山口線で運行した。山口市の新山口駅で記念イベントが行われ、クリスマスソングの楽器演奏を披露する子どもたちや、ヘッドマークと一緒に写真に納まるファンらでにぎわった。22日も運行する。 【写真】スイスイ泳ぐサンタと魚の共演
客車を牽引するのはディーゼル機関車「DD51」。ヘッドマークは、山口県出身のイラストレーター・りおたさんが手掛け、クリスマスリースの中に国宝の瑠璃光寺五重塔やサビエル記念聖堂を描いた。
新山口駅では、山口市の幼稚園児や大学生らがハンドベルで曲を演奏し、ムードを盛り上げた。約400人のファンらが駆けつけ、出発する列車に手を振るなどしていた。
今年はサンタクロースが列車に乗り込み、お菓子などを配る。同市の幼稚園児(6)は乗車前、「サンタさんからプレゼントをもらうのが楽しみ」とうれしそうだった。
列車は新山口―津和野間を往復する。JR西日本によると、両日とも新山口駅発の列車(定員245人)の予約率は9割程度という。