空き地に着陸した米軍ヘリ、機体を整備して帰還準備…沖縄県国頭村の現場半径300mに「外周規制線」
沖縄県国頭村の空き地に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の多用途ヘリ「UH1」が着陸した問題で、米軍は15日、機体を整備して飛行場に戻る準備を進めた。外務省沖縄事務所や防衛省沖縄防衛局による「米軍事故対応現地緊急対策チーム」が明らかにした。 【地図】普天間飛行場や辺戸岬の位置
ヘリは14日午後5時頃、辺戸岬から南西約1・6キロの国道58号沿いの空き地に着陸。搭乗員6人は無事でヘリに損傷もなかった。現場では、日米両政府が定めた米軍機事故に関するガイドライン(指針)に沿って、県警が半径約300メートルの「外周規制線」を設けて立ち入りを規制。機体周辺の「内周規制線」内で米側関係者らが作業を進めた。