今季出場機会を減らすエリオット「ベストコンディションに戻すのは簡単ではない」スロット監督が現在の立ち位置を説明
今シーズン、リヴァプールで出場機会を減らしているU-21イングランド代表MFハーヴィー・エリオットは、ブライトンとドルトムントが獲得に興味を示していると報道されている。そんな同選手の現状に関してアルネ・スロット監督が言及した。クラブの公式サイトがコメントを伝えている。 【動画|エリオットの昨シーズンの芸術ゴール!】左足のミドルシュートを振り返る! 昨シーズン中盤の一角として公式戦53試合に出場したエリオットは、昨年9月に足を骨折した影響もあり、今シーズンはここまで公式戦9試合で147分のプレータイムと出場機会を減らしている。 出場機会が減少していることもあり、イギリス『Sky Sports』は「21歳のエリオットに対してドルトムントとブライトンが獲得に興味を示している」と報じている。 そんなエリオットに対してスロット監督は「才能のある選手であり、長い間、我々のチームで活躍してきた」と評しつつ、同選手の現在の立ち位置について言及した。 「ここ数週間は多くの試合に出場し、出場時間を確保している。しかし彼だけなく他の選手たちも、優秀な選手と競争している。彼が不運だったのは(開幕から)2試合後に負傷し、長期の欠場をしたことだ。これまで長い間欠場していた選手を見てきたが、このリーグのテンポ、激しさ、クオリティーの中で、復帰後すぐにベストコンディションに戻すのは簡単ではない」 「これはハーヴィーだけでなく、1カ月以上離脱しているほぼすべての選手にあてはまる。ベストな状態に戻すためにはプレータイムを与える必要があるが、同時にすべての試合に勝つためには、バランスを見つけなければならない」 「5-0でリードしていれば、30分かそれ以上のプレータイムを与えることができる。しかしこれまでそのような大差で勝ってきたわけではないし、1、2回の運が悪ければ、引き分けや負けになってしまう可能性もある」 リヴァプールは日本時間11日21時15分に、FAカップ3回戦アクリントン戦を控えている。この試合はエリオットら若手選手に出場機会が訪れることが予想されており、奮起を期待したい。
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