「ラブライブ!」声優・飯田里穂が台場でライブ、2018年もまだまだ止まらない
「ラブライブ!」声優の飯田里穂が27日、東京・Zeppダイバーシティ東京で、「RIHO IIDA 2017 THANKS LIVE【rippi CARNIVAL】」を行った。夏のツアーを終えて、全国を行脚した飯田が約1年ぶりに同会場でライブを行い、大熱狂のパフォーマンスを披露した。 2017年は新譜を発表しなかった飯田だったが、その胸のうちをオープニングムービーで放映し、ファンの不安を払拭した。さらに、ライブ中では来年の抱負を語るなど、2018年もまだまだ止まらない姿勢を宣言し、これからの活動に向けての期待感を高める。
2018年は再び飯田里穂として、ウソ偽りのない姿を見せたい
開始時刻と同時に場内の照明が落とされ、会場に集結したファンが一斉にサイリウムを点灯させた。すぐに飯田が登場するものと誰もが予想していたが、次の瞬間、ステージに映されたのは彼女のインタビュー映像だった。今夏の全国ツアーについては「行ったことのない土地でライブをしたら、ファンの方たちはどう楽しんでくれるのか緊張していました」と語った。会場ごとに盛り上がり方の違いや、ファンの温かい歓迎の雰囲気など、ステージから見る光景で各地の特色の違いを感じたという。一方、「自分が何もできなくて、不甲斐ないことを痛感しました」とも。2018年は再び飯田里穂として、ウソ偽りのない姿を見せたいと告白した。 「rippi CARNIVAL始まるよー!」の掛け声で待望のライブがスタートした。オープニングナンバー「わたしのパレット」を楽しそうに歌う。歌い終えたとき、会場から「りっぴー!」コールが続々と巻き起こると、「この会場に集まった全員の気持ちを一丸にしたいです!」と、ファンとの交流を待ちわびていた気持ちを伝えた。 まずは”お久しぶりライブコーナー”で、「Four Leaf Clover」「パスポート」「BLUE DROPLET」など5曲を披露。続いて”アニソンコーナー”では、『美少女戦士セーラームーン』の「乙女のポリシー」や『デジモンアドベンチャー』の「Butter-Fly」など5曲をカバーし、会場の温度を上昇させた。飯田が決めポーズを見せると歓声が沸き起こり、会場全体がひとつになっていった。 ”ロックアレンジコーナー”では、「始まりたいカノン」「青空プロローグ」「HEARTACHE=恋と予感」「恋に気づいた」「スターマインメドレー」と、身体の内側からたぎるようなロックサウンドが鼓膜を揺らし、観客の興奮を最高峰へと到達させて、一部を終了した。 ファンの熱い声援に応えて飯田がステージに戻ると、「まだ言えないけど、○○○」「SUNNY GIRL」「BIN-WAN SPY」の3曲を歌い、感謝のライブを終えた。 (取材・文:野島亮佑)