高血圧のリスクにも。健康な心臓のために避けるべき10の食べ物を医師が解説
4.ポテトチップス
ポテトチップスばかり食べていると、ほかのどの食品(砂糖たっぷりの飲み物や加工肉、赤身肉)よりも太るということが、医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』で報告されている。 ポテトチップスはカロリーが高いわりに(「レイズ」のポテトチップスは約15枚で160kcal)、食物繊維とたんぱく質が乏しく、塩分も高い。
5.フルーツスムージー
健康的なイメージのスムージーだけど、サービング次第で砂糖の量が変わってくる。 「フルーツスムージーほどヘルシーに見えるものはありませんよね? 理論的にも、スムージーはヘルシーなはずです。ただし、実際どれだけの砂糖を摂取しているか、計算してみると分かりますよ」とフィッシャーさん。 コップ1杯のジュースを絞るのに、どれだけの果物が必要か考えてみて。 「さらに、果物を丸ごと食べる代わりに絞って飲むことで、心臓病の主要な危険因子である血中脂質の上昇を抑えてくれる食物繊維も失われます」と彼女は説明している。
6.グリーンジュース(青汁)
スムージーと同じことが青汁にも当てはまります、とフィッシャーさんは言う。1つ取り組めることがあるとしたら、飲む量に注意すること。 市販のボトルやレストランのカップはたいてい1人用に作られているけれど、内容量は2サービングかそれ以上入っていることが多い。「つまりそれは、一度に摂取するカロリーと砂糖の量が、2倍、3倍になるということです」とフィッシャーさん。
7.缶詰のスープ
塩分の含有量は商品によって異なるけれど、ほとんどの缶詰スープには、1カップあたり少なくとも500mgのナトリウムが含まれている。そこに別の塩分が高い材料を足すとなると、1サービングで1日あたりの推奨最大摂取量の3分の1以上のナトリウムを摂取することになる。 「缶詰のスープは塩分が非常に高いので、摂取すると血圧が上昇し、心不全の人は症状が悪化する恐れがあります」とリベラ医師は語る。
8.缶詰の野菜
缶詰の野菜も、同じ罠にはまってしまう場合がある。 「これは、すべての缶詰野菜に当てはまるわけではありません。実際、なかには毎週の食事に加えると良いものもあるでしょう。ただし一部の製品には、塩分を足さなくても食べられるよう、 加工スナックよりも塩分が過剰に添加されていることがあります」と教えてくれたのは、「ハッピー・スリム・ヘルシー」の創業者で、登録栄養士のジェナ・A・ワーナーさん。 「私はいつもクライアントに、かならず食品表示ラベルを読むようにアドバイスしています」と彼女は語る。