「目先の100万大事」ポルシェ・ハーレー・整形に大金 覚醒剤は「本人が量間違えちゃった…」もし野崎さんがいたら「死に方考えて。私は何年も人殺し扱い」“紀州のドン・ファン”元妻
■「決定的な“黒”な証拠はない」裁判員は難しい判決を下すことに
3回にわたり行われた被告人質問が終わった。今後の判決のポイントについて関西テレビの神崎報道デスクはこのように話す。 関西テレビ 神崎博報道デスク:覚醒剤を入手したところまでは、須藤被告は認めていますが、殺人罪だとしたら、どうやって野崎さんに飲ませたのか。もしかしたら、野崎さんが自分から飲んだ。例えば、量を誤って飲んだという事故の可能性もありますし、自分から致死量を飲んだという自殺の可能性もあると。その線は消せていません。 状況証拠といいまして、スマホの検索履歴であったり、こういう(覚醒剤過剰摂取)動画を見ていたり、そういう証拠はどんどん積み上がっていて、いわば“グレー”がいっぱい積み上がっていますが、決定的に“黒“な証拠はありません。そこで裁判員や裁判官が、この裁判全体でどう判断するか。これは非常に難しいと思います。 裁判員がどう判断するのか。本当に頭を悩ませるだろう。12月12日に判決は言い渡される。 (関西テレビ「newsランナー」2024年11月15日放送)
関西テレビ
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