『おむすび』山本舞香登場で漂う“波乱の予感” 翔也からの“結婚前提交際宣言”も
栄養士を目指すことに決めた結(橋本環奈)の神戸での新生活が始まった『おむすび』(NHK総合)。久しぶりに訪れた神戸の地はかつての震災の面影は残っていないが、それでもまだ人々の心の中には小さな棘のように。第37話で描かれたのは、これから結の人生に影響を及ぼすであろう新たな人々との出会い。しかし、新たなスタートを切った結には前途多難な日々となりそうで……。 【写真】結(橋本環奈)の前にスーツ姿で現れた翔也(佐野勇斗) 聖人(北村有起哉)たちが新しい理髪店の名前は「ヘアサロンヨネダ」。女性客にも来てもらえるように愛子(麻生久美子)が名付けたこの名前には結もしっくり来ている様子。「さくら通り商店街」を盛り上げるため、聖人たちも工夫を凝らしていた。 久しぶりの再会を果たした結と幼なじみの菜摘(田畑志真)。栄養士になるという明確な夢を持っている結に対して、菜摘は「勉強より、サークル入って、合コンして、彼氏作りたい」とどこにでもいる18歳らしい夢を描いていた。話は結の彼氏の話題で盛り上がる。結が翔也(佐野勇斗)の写真を見せると、「もしかして結婚も考えとん?」という菜摘に、結は「うちらまだ18やけん」と照れくさそうに答えていたが、まさかこの発言が伏線となるとは思いもしなかった。 その翔也はというと、就職した星河電器の野球チームで早くも注目を集めていた。これまでのトレードマークである眼鏡からコンタクトに変えた翔也は垢抜けて、すっかり好青年となっていた。翔也が「絶対負けねぇ」と口にする相手は澤田(関口メンディー)。記者からも一目置かれているようで、星河電器野球チームのエースの名は伊達じゃない。翔也の前に立ちはだかるライバルとなっていきそうだ。 引っ越し作業に追われている結たちだったが、一段落して米田家行きつけの神戸の中華料理店・太極軒へ行くことに。お店を営んでいるのは太一(堀内正美)と真由美(パピヨンズちよこ)の仲良し夫婦。2人が作る料理は、聖人と愛子にとっては思い出の味のようで、小学生ぶりに訪れた結も気に入ったようだ。 3人で食事をしていると、結の携帯に翔也からメールが送られてくる。そこには神戸に行きたいというメッセージが書かれていた。彼氏やデートといった言葉に困惑する聖人を、影から温かく見守る太一と真由美の構図がなんとも微笑ましい。