早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の高校球児(2)スケール抜群の197センチ剛腕
2024年シーズンのプロ野球開幕が近づくとともに、アマチュア野球界もこれからが本格的なシーズンインを迎える。高校野球に目を向けると、今月18日から春の選抜甲子園が開幕。中でも注目されるのが、ドラフト候補選手の活躍だろう。今回は、現時点で今秋のドラフト戦線に浮上している高校生を厳選し、紹介する。
小船翼(知徳)
身長197センチ、体重108キロと恵まれた体格を持つ最速150キロ右腕。今年の高校生は高身長のドラフト候補が多いが、その代表格とも言える投手だ。 知徳では1年秋からエースの座をつかみ、静岡県大会4強入りに貢献。準々決勝の御殿場西戦で完投勝利を挙げるなどエースの役目を果たした。2年夏は2回戦で敗れるも好投し、最速は146キロを計測。 秋はさらに球速を伸ばし、150キロの大台を突破した。体格も相まってNPBスカウトからの注目度が高く、MLBスカウトも視察に訪れている。高校ラストイヤーはますます期待がかかる。 知徳は甲子園出場経験がなく、プロ野球選手の輩出数も多くない。十分なポテンシャルと伸び代を持つ小船が歴史を塗り替えるか、注目だ。
ベースボールチャンネル編集部