成田和也の愛弟子24歳中村龍吉は“地脚型” 奮闘する日々に「確かめながら」
青森競輪場のモーニング競輪「ニッカン・コム杯(FII)」が4日から開幕。初日のA級チャレンジ予選を走る中村龍吉(24歳・福島=125期)に話を聞いた。 師匠は超一流の成田和也ということもあって、受け答えから素晴らしい。ハキハキとした感じや、しゃべっている言葉も品があってさすが成田和也の弟子だなと思った。 「練習はバンクと街道が半々くらい。もちろん、師匠の成田さんと兄弟子の酒井雄多さんと一緒にやっています。最近はバンクにも入ることがあって、バンクに入れば福島の選手とやっています」と抜群の練習環境だと話す。 本格デビューから約4か月が過ぎ、新人の力がハッキリ分かってくる頃だが、この選手はとにかく逃げメイン。長い距離で勝負をしている印象が強い。 「脚質は地脚。ダッシュはないので練習している段階です。今はとにかくラインで決まるように意識して走っています。初めての競輪場ばかりなので、まずは一走して状態を確かめたい」 普段のレースぶりを評価されているからか、東京の二人が加わって初日は5車ラインが完成。確定板独占はもちろんのこと上位5着までラインで独占したい。(アオケイ・石濱記者)