「一部に『極左暴力集団』も確認」沖縄の県警本部長が反基地運動への見解問われ 県議会で答弁
小堀龍一郎県警本部長は6日の県議会一般質問で、県内における基地反対運動について「一部には極左暴力集団も確認している」と答弁した。花城大輔氏(沖縄自民・無所属の会)への答弁。 辺野古抗議は「プロ市民」?
小堀本部長は極左暴力集団について「暴力革命による共産主義社会の実現を目指し、民主主義社会を暴力で破壊することを企図している集団」と説明。「現在は組織の維持拡大をもくろみ、暴力性や党派性を隠し、社会情勢を捉えて反戦反基地運動などに取り組むとともに、労働運動や大衆運動にも介入している」とした。 県警本部長は2016年と21年の県議会でも、自民会派所属県議の質問に対して、同様の答弁をしている。 辺野古在住で抗議活動を続ける男性(67)は一般市民が抗議活動の中心であることを踏まえ、「現場に来てほしい。警察とも対話をして暴力のない抗議活動をやっている」と話した。
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