別人になりすましリベンジポルノ 美容師の男が起訴内容認める 大阪府警は誤認逮捕し謝罪
去年大阪府警がリベンジポルノ被害をめぐり男性を誤認逮捕した事件で、この男性になりすましていたとされる男の裁判が24日、大阪地裁で始まり、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、大阪府枚方市の美容師、山本紘平被告(31)は去年3月から4月ごろ、過去に勤務していた美容室で同僚だった女性に対し、別の男性になりすました上で面会や裸の写真を送るよう要求して脅迫し、要求に女性が応じなかったことから、関係先に女性の性的な画像を送信した罪に問われています。 また山本被告は去年5月、女性が勤務していた美容室になりすましたインタグラムのアカウントを作成して、女性が性的なサービスをしているなどとうその投稿をして美容室の信用を毀損し、業務を妨害した罪にも問われています。 23日の初公判で山本被告は、起訴内容について、「(間違いは)ありません」と起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で被告の犯行動機について、「過去に恋愛関係にあった女性から拒絶されるなどしたことから、気を引こうとして他人になりすまし、自分に相談させようとした」と指摘しました。 山本被告が起訴された一連の事件をめぐっては、被告がなりすましていたとされる男性を大阪府警が誤認逮捕したため、府警は男性に謝罪した上で「再発防止に取り組む」とコメントしていました。
ABCテレビ