ドラゴンズの"余剰戦力"に…?中日、1軍では出番がなさそうな選手(5)1軍クラスだったが“出場なし”に
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月1日時点)
加藤翔平
・投打:右投両打 ・身長/体重:183cm/90kg ・生年月日:1991年3月28日 ・経歴:春日部東高 - 上武大 ・ドラフト:2012年ドラフト4位 昨季は外野のスーパーサブを担い、59試合に出場した加藤翔平。今季はここまで一軍出場なしと厳しい立場となっている。 2012年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーにプロ初打席で本塁打を放つ鮮烈な一軍デビューを飾ると、翌2014年には98試合と多くの出番を得た。 さらに、2017年には98試合に出場し、打率.266、5本塁打、27打点、7盗塁の好成績をマーク。 しかし、その後は出場機会を減らし、2021年6月に加藤匠馬とのトレードで中日ドラゴンズに加わった。移籍2年目の2022年は、守備固めや代打など途中出場を中心に66試合に出場。 昨季も一軍に帯同し、役割を確立させたかに思われたが、今季は開幕から二軍暮らしが続いている。 現状では、新加入の育成3位ルーキー・尾田剛樹や実績豊富の上林誠知らが一軍で起用。残りシーズンで再び一軍に返り咲き、存在感を示していきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部