MMAデビュー戦の安保瑠輝也が言いたい放題。「久保優太は賢くなかった」「逆に俺がMMAの厳しさを教える」【RIZIN.45】
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がMMAデビュー戦にも関わらず絶対的な自信を見せた。 安保は元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とRIZIN MMA特別ルール、5分2Rで対戦する。 久保については「印象はマジでない。立ち技の技術も中途半端だし、MMAを20日間やってみて、テイクダウンを取れると思っているんでしょうけど、恐らく取れないと思う。フィジカルの差もあるし、MMAを2年間先にやっていると言うけれど、彼がやっているのはテイクダウンディフェンスの練習だけ。自分がテイクダウンを取る練習はしていないと思う。今、慌ててテイクダウンを取る練習をしていると思う。そんな付け焼刃で俺にかなうわけがない。なめんなよという感じ」とバッサリ。 以前は久保の強さを「賢さ」と言っていたのだが「賢くないんちゃうかなと思い始めてきた。どこを評価しようかと思った時に、攻撃力そんなにない、スピードそんなにない、ディフェンスまあまあうまい。でもそれは立ち技のディフェンスなんで俺のMMAのディフェンスでは生きない。俺の打撃のスピードが速すぎるので、全部もらっちゃう。だから賢さ…。投資家としてちょっと利益出して、情報商材を売ろうとしていたので、そういうところの賢さはあるんじゃないですか」と考えが変わったよう。
K-1時代の久保についても「一緒。攻撃力がそんなになくて、ディフェンスがうまい。試合の組み立てがうまいという感じ。ただMMAって試合の組み立てがうまいとかあまりそんなにないと思っていて、だから強い奴が勝つと思っている。だから俺のほうが強いんで俺が勝ちます」と評したうえで勝利宣言。 久保が安保をグラウンドで制圧しようと目論んでいることについては「やっぱり賢くない。フィジカルに差がありすぎる。おれのことはつけられない。俺にMMAの厳しさを教えるとか言っているが、逆に俺がMMAの厳しさを教えたります」と語った。 MMAの魅力についても「これは本物の強さを追求しているなと思った。どんな状況になろうが戦うのがMMA。例えばキックが外れた、倒れた、でもブレイクではない。そういったところでも、どっちが勝つか、どっちが強いのかをはっきりと決める競技だと思ってそこに魅力を感じた。こんなに楽しいんやと。寝技は展開がなくて面白くないのかなと思っていたが、それは俺が素人で知らなかっただけ。いろいろなことを知って、そこを深く追求していきたいなと思っているのが今の本音」とこちらも別人のよう。 そして「不安は全くない。1日目2日目は練習しながら“なんで俺やるって言ったんやろ”と思いながらやっていたが、3日目の練習で自信は確信に変わった。別に2時間後に試合でもいいよというふうに思った」と自らのMMAスキルへの絶対的な自信を見せた。