候補者の訴えが響く中、私たち有権者はどのような視点を持つといいのか。番組コメンテーター　共同通信社・橿渕さんに聞きました。 まず、橿渕さんが指摘したのは石破総理が勝敗ラインを「自公で過半数」と述べたことについてです。 共同通信社　橿渕明彦　福岡支社長 「（自民党単独で）過半数を持ってるわけですから、それを取れるかどうかというのは本来言うべきであって、自公で過半数と、さらにもっと低い目標を設定してるんです。それだけ厳しい選挙だと思ってるのかもしれませんけども、そういう面を厳しく見るべき衆院選かなというふうに考えます」 前回の衆院選では、わずかな差で自民党の候補者が勝ち抜けた小選挙区も多く見られました。この３年で、政治とカネの問題など政治へ不信感が強まる中、福岡に暮らす私たちが注意深く聞くべき候補者の訴えとは。 共同通信社　橿渕明彦　福岡支社長 「福岡市は政令都市の中で唯一人口が増えている。２０年後どうですかと、３０年後どうかということも考えて政策を立てようとしている人なのか。来年の６月、７月になればこの参院選もある。（衆院選・参院選で）自民党及び自公政権にどういう判断を下すのをこう考えて投票できる。そういう意味でも大きな大きな選挙シーズン」