「昭和時代の常識は忘れたほうがいい」堀江貴文さんが自身が手掛けたパン店で講演会 地方活性へ「武器はすでに与えられている」
北海道放送(株)
北海道大樹町でロケット開発を進める実業家の堀江貴文さんが19日、屈斜路湖を見下ろす美幌峠で地方の魅力の磨き方を語りました。 【写真を見る】「昭和時代の常識は忘れたほうがいい」堀江貴文さんが自身が手掛けたパン店で講演会 地方活性へ「武器はすでに与えられている」 講演会は、自身が手掛けた美幌峠のベーカリーショップで行い、住民票がある大樹町で採れるツブ貝を使った新しいラーメンを開発したきっかけから話し始めました。 実業家 堀江貴文さん 「ツブ貝ってなぜか煮ツブで食べるんですよね。煮てそのまま食べるんですが、煮汁を捨てているんですよ。煮ツブのだしに、昆布と鰹節、そしてキノコ類を入れて、それによって出ただしが死ぬほどうまくて。大樹町ですらそんなにすごいものが生み出せるんだから、他の自治体もそういったものがどこかに眠っているはず」 講演の中で堀江さんは、「昭和時代の常識は忘れたほうがいい」などと話し、地域おこし協力隊やふるさと納税などの制度を使って考えることと、挑戦することを大切にして欲しいと訴えました。 講演会は、パン付きのペアチケットで1万2000円。それでも、集まった人たちは…。 参加者 「お話があったように、まずはやってみるということ」 「今後の自分の経営に生かせるようなひらめきを、いろいろと得ることができました」 堀江貴文さん 「地方を活性化させるための枠組み、武器のようなものはすでに与えられていて、それをどういうふうに使うのかという段階にきていて、活用すれば(自治体は)どこでもポテンシャルはあるかなと思います」 住んでいると何もないように見える地方のマチ。 しかし、堀江さんは当たり前にあるモノに知恵をちょっと加えると「魅力」に変わることを伝えています。
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