ドラフト指名漏れの明治大・蒔田が最優秀防御率 三冠王&東大からベストナインも 東京六大学野球
東京六大学野球の秋季リーグ戦が30日、全日程を終え個人タイトルが確定しました。 2021年秋以来40度目の優勝を果たした慶応大からは、栗林泰三選手(4年)が打率.407、3本塁打、16打点で22年の萩尾匡也選手(巨人)以来、戦後17人目の三冠王に輝きました。 【画像】「トリプルスリーも目指して」ロッテドラフト1位指名の明治大・上田希由翔が決意
最優秀防御率に輝いたのはドラフト会議で残念ながら指名漏れとなった明治大の蒔田稔投手(4年)。表彰式後には「ドラフト会議では名前を呼ばれなかったので、今日は名前を呼ばれてすごく嬉しかった」とコメントした蒔田投手。「完璧に抑えたイメージはないが、ランナーを出してそこから粘れたことがよかったです」と防御率0.68で初受賞となりました。 また、酒井捷選手(2年)が東京大からは6年ぶりとなるベストナインを受賞。酒井選手は2年生ながらリーグ最多の5本の2塁打を記録するなど、打率.316をマークしました。「自分がベストナイン取れると思っていなかったのですごく驚きました」と話しました。
その他、ロッテからドラフト1位指名を受けた明治大・上田希由翔選手(4年)が三塁手部門でベストナインを受賞しました。 ▽東京六大学野球 2023年秋季リーグベストナイン 投手 外丸東眞(慶応大) 捕手 宮崎恭輔(慶応大) 一塁 浦和博(法政大) 二塁 堀内祐我(明治大) 松下歩叶(法政大) 三塁 上田希由翔(明治大) 遊撃 熊田任洋(早稲田大) 外野 栗林泰三(慶応大) 外野 吉納翼(早稲田大) 外野 酒井捷(東京大)