【巌流島】ぱんちゃん璃奈が無念の初黒星、激しい打ち合いで顔面腫らし流血も
格闘技イベント『巌流島バーチャルファイト』 2024年5月3日(金・祝)都内某所 ▼第2試合 キックボクシングルール 3分3R 49.5kg契約 ●ぱんちゃん璃奈(日本/キックボクシング) 判定0-2 ※29-29、29-30、29-30 〇ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン/テコンドー) 【フォト】ルシアの右がぱんちゃんの顔面を捉える瞬間! ぱんちゃんは元KNOCK OUT2階級制覇王者、17戦17勝 (4KO)無敗の戦績を誇る。2連続KO中と絶好調の中挑んだ、3月のK-1ではRISEの平岡琴に判定勝ちを収めている。 対するルシアは20歳の新鋭。キックでは12戦10勝0敗2分と無敗で、MMAの試合経験もある。テコンドーをバックボーンに持ち、華麗なテクニックと相手を圧倒するパワーを併せ持つ危険な選手だ。 1R、前蹴りを放つぱんちゃん、ルシアが鋭い右ストレートをクリーンヒット。右カーフキック、左ジャブと攻撃を出すぱんちゃん。ぱんちゃんのジャブに合わせて、ルシアは右ストレートをヒット。ぱんちゃんは左ミドルを蹴る。 2R、右ローを蹴るぱんちゃんに対し、ルシアはアグレッシブに左ジャブ、ワンツーやフックを見舞う。ぱんちゃんの鼻血がひどくなり、ドクターチェック。更にルシアも右フックがヒット、ダメージを感じさせるぱんちゃん。近距離でもフィジカル勝負でもややルシアが上回る。 3R、ジャブの差し合いからルシアが前に出る。ぱんちゃんもワンツー、右ミドル、左前蹴りを返す。ルシアはガードを固めて前進し、右フック。掴んでのヒザ蹴りを打つぱんちゃん。距離が離れるとルシアも左フック、右ストレート。近距離で打ち合う両者だが、ルシアが右ストレートをヒット。ぱんちゃんも最後まで気合いで左右フックで打ち合っていった。 ジャッジは1者が引き分けで2者がルシアを支持、ルシアが2-0の判定勝ち。ぱんちゃんは無念の初黒星となってしまった。ただし、キックボクシング公式戦ではない為、キックの黒星はつかないが、僅差であったため、公式戦での再戦も期待される。 試合を振り返るVTRでぱんちゃんは「7年振りに負けたんですよ。命かけてやったので負けたら辛いと思ったけど、前回の試合より出し切れたなと思っています。悔しいけど、あのリングで戦えたことはちょっとは頑張ったなと思います」と涙ながらに語った。