永田聖一朗、ゴージャス過ぎるカグヤ様に必要なのは“美” 映画『仮面ライダーガッチャード』で「さらに魅力的な姿を見せられたら」
■劇場版では「さらに魅力的なカグヤの姿を視聴者の皆さんに見せられたら」
7月26日に公開される映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』に、仮面ライダーレジェンド/鳳桜・カグヤ・クォーツ役で出演する永田聖一朗。スピンオフ作品『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』からテレビシリーズ『仮面ライダーガッチャード』に続き、劇場版への出演決定を「夢かと思った」と語る。そんな永田に、カグヤを演じる上で意識していることや、『仮面ライダー』出演をきっかけに変化したことなどを語ってもらった。 【動画】“カグヤ様”永田聖一朗、夢だった「仮面ライダー」出演に喜び語る ――『仮面ライダーガッチャード』への出演が決定した際、「夢かと思った」とコメントされていました。改めて、そのときの喜びを聞かせてください。 永田:出演決定の知らせを受け取ったとき、本当に夢だと思いました。小さい頃から仮面ライダーが大好きで、ショーも観に行っていたし、変身ベルトなどのオモチャも持っていたので、まさか自分が仮面ライダーになれるなんて。なかなか実感が湧かず、衣装合わせで初めて現場に入ったのですが、「ドッキリなんじゃないか?」と疑ってしまいました(笑)。 ――いつ頃から実感が湧いたのでしょうか? 永田:撮影がスタートしても、しばらく実感が湧かなかったかもしれません。クランクインして最初の撮影シーンが、宝石風呂のシーンだったんですよ。裸にバスローブ姿での撮影だったので、「これは本当に仮面ライダーの撮影なのか?」と。その時点では、まだ信じていませんでした(笑)。もしかしたら、実感が湧いたのはある意味今日かもしれません。東映東京撮影所に入る際、キャストはだんだん顔パスになっていくんですって。でも僕はレギュラーじゃないので、毎回名前を書いて入館証を受け取っていたわけですよ。それが今日、初めて「キャストさんですよね。どうぞ」と守衛さんから認識されたんです。やっと認められた感じがして、本当に嬉しかったですね。 ――先ほど、仮面ライダーが好きだったとおっしゃっていましたが、特に思い入れのあるシリーズは? 永田:『仮面ライダー龍騎』(2002年)です。お母さんが好きだった影響で、僕も見ていました。でも、今思うとちょっと怖かったですよね。特に最終回が強く印象に残っている作品です。 ――かねてから「仮面ライダーになりたい」と思っていたのですか? 永田:お芝居の仕事を始めて10年目なのですが、「いつかはやりたい」という思いはありました。ですが、やはり選ばれた人しかなれないものなので…。そんな中、レギュラーではないですが出演することができて、仮面ライダーレジェンドになれて、本当に嬉しいです。 ――今回、スピンオフとテレビシリーズに続き、劇場版への出演も決まりました。 永田:それも夢かと思いました(笑)。またカグヤを演じられるということで、よりカグヤを深掘りし、さらに魅力的な姿を視聴者の皆さんに見せられたら良いなと気合いが入りましたね。 ――カグヤを演じる際、特に意識していることは? 永田:撮影前に必ず美顔器を使って肌を整えています。カグヤは全てにおいてゴージャスな人間なので、見た目からゴージャスに映るように意識しています。演じる上では、とにかく面白いキャラクターにしようと思っていました。隙あらばアドリブを入れて、ボケてやろうと。でも、採用されたのは2割くらい(笑)。第34話「オンリーワン!すべての道はゴージャスに通ず」でのゴージャスコールは、なんとか削られずに採用されたアドリブシーンでした。僕のアドリブに一ノ瀬宝太郎役の本島純政くんも乗っかってきたりして、アドリブ合戦になったこともありました。 ――とても楽しそうな現場ですね。 永田:とても楽しいです! みんな仲が良くて、カメラが回っていないところでもワチャワチャしていて、学生時代の青春をもう一度経験しているような気分になりました。