接触事故で離陸できない陸自オスプレイ 木更津駐屯地へ海上輸送の方針 長期間駐機は塩害腐食のおそれ
先月与那国島で離陸時に事故を起こして機体を損傷し、駐機されたままとなっているオスプレイについて、陸上自衛隊トップの森下幕僚長は21日の会見で、機体を千葉の木更津駐屯地まで船舶で輸送して整備することを明らかにしました。 【写真を見る】離陸時にバランスを崩した機体は現在も駐屯地で駐機したまま このオスプレイは損傷のため駐屯地内から離陸できない状態で、防衛省はこれまで機体の修理方法などを検討していました。 ▽森下泰臣 陸上幕僚長 「現地整備ではなく、木更津駐屯地に輸送して整備することになりました」 与那国島に長期間駐機しておくと塩害による腐食の恐れがあることや、修理には専用の機材が必要となることから、木更津駐屯地への輸送を決めたということです。
琉球放送