架空パーティー疑惑で告発された元京都市議を不起訴
架空の政治資金パーティーを企画するなどした疑惑を巡り、政治資金規正法違反罪で告発されていた元京都市議の村山祥栄氏(46)について、京都地検は11日、不起訴処分とした。 村山氏は2月4日に投開票された京都市長選に立候補し落選した。当初、日本維新の会などが村山氏の推薦を決めていたが、疑惑を受け推薦を取り下げていた。 村山氏は記者会見などを開き、違法性を否定していた。 地検の堤康次席検事は「必要かつ十分な捜査を尽くしたが、政治資金規正法上の寄付を受領した事実を認定することは困難との結論に至った」と話した。