月9出演の味方良介がフジテレビでSnow Manメンバーと14年振りに再会!「会ったのは高校の卒業式以来です」
2011年、19歳でミュージカルデビューをした味方良介さん。その後もさまざまな舞台に出演し、最近はドラマ・映画などの映像作品にも進出している。ミュージカルに憧れていた少年時代から現在まで、葛藤の連続だったという俳優人生の転機を聞いた。【第2回/全5回】 ■【画像】月9ドラマ出演の味方良介が同級生のSnowmanメンバーと14年振りにフジテレビで再会!
鈴鹿央士の作る祝左右馬
現在、放送中のドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)に出演している味方良介さん。演じているのはメインの鈴鹿央士さん、松本穂香さんにつぐ役どころの端崎という刑事で、2人と絡むシーンも多い。2人の印象を聞いてみた。 「鈴鹿さんは沢山の可能性を探っているように感じます。自分が演じている祝左右馬は、どうやったら左右馬らしくなるのか、この演技はやりすぎているのかなど、毎回チャレンジしながら提示して、自分なりの左右馬を作っていっています。 僕からすると、彼と初めて会ったときから僕の想像する左右馬がそこにいたのですが、それでも可能性を広げて左右馬を深めているんだと、興味深く彼を見ながら現場を共にしています」 ーー松本さんはどうでしょうか? 「松本さんは、演劇の芯があるように感じます。お芝居をするときに、自分の中に確固たるブレないものがあるんだろうなと。ドシッと構えているのに人一倍繊細さも持ち合わせていて、シーンを共にすると背筋が伸びるというか、とても緊張させられます。 松本さん演じる鹿乃子は、左右馬や端崎、まわりの人間と対したときに、心が動くのですが、その繊細な部分を取り逃すことなく鹿乃子として歩み続けることのできる素敵な俳優さんです」
芝居で新たな自分を知る
ーー味方さんはどんなタイプの芝居なのでしょうか? 「僕はあまり作り込まずに、まわりが発したものを受けてポンと出す感じです。自分の勝手な解釈で台詞を固めてしまうと、言葉に重みや温度が感じられなくなる気がして、まわりに対して反射的に出したら、どんな音が出るんだろうと感覚的にてやっています。 今回は西谷監督のもとリハーサルを何回かやらせていただき、あ、こんな音も出るんだ。自分はこんな感じになるんだと可能性が広がりました。様々な演出があり、瞬発的に演っていくと自分の知らない自分が出てきて、作品を作る上で貴重な時間でした。」 ーー聞いていると、なんだか楽しそうです。 「楽しいですね。自分でも予期せぬ音が出たり、自分はこんな感情になるんだなとか、新たな自分を知ることができました。監督にオーケーをもらえたら、またひとつ自分の中に引き出しが増えたという感覚も、とても楽しいです」 ーーそれを聞くと、味方さんのお芝居を見るのが楽しみになります。 「そのとき、どんな感覚だったんだろうと思いながら見ていただければ。僕も放送を見て、ここのシーンはこうなったんだ、あれは違ったのかな?なんて感じながら見ています。使われなかったものは他のシーンで使えるか!など、挑戦できるのも楽しいです」