【今だけ! 春を味わう丼ものレシピ】 菜の花とハムの混ぜごはん 卵のっけ 茹で汁は二次利用してスープに!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.250 菜の花とハムの混ぜごはん 卵の帽子のっけ
菜の花のほんのりとした辛味と、ハムの塩けでごはんの甘みがぐっと引き立つ混ぜごはん。ほんのり温かい状態でいただくのがおいしいです。 ちなみに菜の花の茹で汁はすごくいい味のスープになります。茹で汁をスープに二次利用してほしいので、作り方に茹で汁の分量をかなり細かく入れてみました。 ■材料(1人分) ・ごはん:茶碗1杯 ・菜の花:1/2束 ・ロースハム:50gくらい ・卵:1個 ・塩、こしょう、オリーブオイル:小さじ1 ■作り方 (1) 鍋に5カップの水を入れて強火で熱し、沸騰したら塩小さじ1/2を入れ、菜の花を入れて1分茹でてザルにあげ、うちわで仰ぐ。粗熱が取れたら水気をしぼり、1センチ幅に切る。ロースハムは角切りにする(薄切りのハムを使う場合は1センチ角くらいに切る)。 (2) ごはんに(1)を入れてさっと混ぜ、オリーブオイル、塩少々で味を調える。 (3) フライパンにオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、溶き卵を入れてさっくりと混ぜ、お好みの固さになったら(2)にのっける。こしょうをたっぷりかけて食べる。 菜の花の茹で汁のスープは味見して味が濃いようなら塩でうすめて。今日はわかめとしめじを入れました。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ