「レアル・マドリードは私にとってすべて」 今季出場時間が “647分”に留まるモドリッチがレアルへの想いを語る
去就に注目が集まるMF
2012年にトッテナムからレアル・マドリードに移籍したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)。 レアルに加入して11年を迎えたモドリッチは、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇や3度のリーグ優勝を含め、数々のタイトル獲得に貢献したクラブのレジェンドだ。 レアルでは503試合に出場し、37ゴール78アシストを記録しているモドリッチだが、今シーズンは公式戦通算15試合に出場し1アシストのみ。また、スタメン出場も6試合に留まり、出場時間は647分となっている。 ジュード・ベリンガム(20)、オーレリアン・チュアメニ(23)、エドゥアルド・カマヴィンガ(21)、フェデリコ・バルベルデ(25)といったメンバーはまだ若いが、世界屈指の中盤を形成しており、トニ・クロースやモドリッチは絶対的なスタメンではなくなってきている。 出場時間の確保に悩むモドリッチだが、サウジアラビアのクラブからの関心もありレアルを退団する噂も浮上している。38歳を迎え、去就に注目の集まるモドリッチは、クラブの公式でレアルへの思いを言及している。 「レアル・マドリードは私にとってすべて。人生の一部であり家族、そして生きがいの一つだ。私はクロアチア出身だけど、もうここで11年が経過していて自分の家にいる感覚がある。サッカーの歴史の中で最高のクラブにいることに感謝している」 ここまでは出場時間の確保に悩むモドリッチだが、カマヴィンガが2カ月ほどの離脱となる負傷をしたため、モドリッチにも出場機会が回ってくることも十分に考えられる。 去就に注目が集まるモドリッチのレギュラー復帰に向けた戦いが始まる。
構成/ザ・ワールド編集部