石川県関係 当選した5人の議員が国会に 被災地選出・近藤和也議員は涙浮かべ決意
衆議院選挙を受けた特別国会が11日招集され、自民党の石破茂総裁が第103代の内閣総理大臣に選ばれました。石川県の選挙区と比例復活で当選した県内5人の議員も登院し、決意を新たにしました。 【写真を見る】石川県関係 当選した5人の議員が国会に 被災地選出・近藤和也議員は涙浮かべ決意 午前9時すぎ、議員会館に姿を見せたのは国民民主党の小竹凱議員。手にしているのは、支援者から贈られた加賀鳶をデザインしたネクタイです。地元・金沢らしさをアピールします。 国民民主党・小竹凱議員(比例北信越ブロック)「いよいよ始まる。様々な先生方、同期当選の方いろんな方に先ほどお会いしてさらに緊張感が高まってきた」 県内最年少26歳の国会議員として、国政への一歩を踏み出しました。 小竹議員「緊張と言うよりも楽しみの方が大きい。地元の活動ももちろん、皆さんのためにこれからもしっかり励んでいく覚悟」 ■被災地・石川3区選出の近藤和也議員は目に涙 被災地・能登を選挙区とする石川3区で議席を獲得した立憲民主党の近藤和也議員は、国会議事堂の門をくぐったあと目に涙を浮かべます。 立憲民主党・近藤和也議員(石川3区選出)「11か月間みなさん大変な思いできているし、すがる思いで政治の動きを見ていると思う。国会に送り出していただいたこの責任をしっかりと果たしていかないといけない」 ■自民党の衆院議員3人も与党で国政に取り組む意欲を新たに また、自民党の衆院議員3人も再び国会の場に返り咲き、与党の立場で国政に取り組む意欲を新たにしていました。 自民党・小森卓郎議員(石川1区選出)「1期目は登院以降初めてのことばかりだったけど、これからは3年間の経験があるのでさらに大きな仕事をしないといけないし責任も感じている。 自民党・佐々木紀議員(石川2区選出)「能登半島地震の復旧復興であったり、政治資金の改革は自民党がリーダーシップをとって取り組んでいくことが非常に大事。」 自民党・西田昭二議員(比例北信越ブロック選出)「様々な被災者の気持ちをしっかりと伺い、復旧復興に全力を挙げるということを党の中でも進めていきたいという思いをしっかり持っている。」
11日午後から行われた特別国会では、総理大臣の指名選挙で自民党の石破茂総裁が立憲民主党の野田佳彦代表との決選投票を制し、再び内閣総理大臣に選ばれました。少数与党の立場となる第2次石破内閣は11日夜にも発足する見通しです。
北陸放送