“へびたま”の愛称を持つ「セイコー 5スポーツ」の名作が進化! アップデートされたポイントはどこ?
●“日々持ち歩く相棒”にふさわしい37.4mmケース
多様な価値観を象徴する5つのスタイルをコンセプトとする「セイコー 5スポーツ」は、その原点を辿れば60、70年代に当時の時計ファンを魅了した名作ウオッチに行き着きます。 【画像】個性的な3モデルに注目! つけ心地よい「かまぼこ」ブレスも画像で見る(11枚) これまでにもかつての人気作へとオマージュを捧げるアイテムを展開してきた同ブランドがこのたび手掛けたのは、名作のひとつに挙げられる「SNXS」をベースとしたもの。 コンセプトに、“EDC(Everyday Carry)=「日々持ち歩く相棒」”を掲げ、その特徴であるコンパクトなサイズ感を継承した身軽な装着感と汎用性の高いデザインが、多彩なシーンに寄り添ってくれるモデルとなっています。
37.4mmというメンズとしては小ぶりなケースは、ベースモデル開発当時に「へびたま」という愛称で呼ばれていた中央が膨らんだフォルムを踏襲。4時位置に配置されたりゅうずでは、そのフォルムの流れを邪魔しないように全体のデザインをまとめています。 ダイヤルカラーはネイビー、ブラック、アイボリーという扱いやすい3色で展開し、いずれも価格やスペックは同一。光沢を放ちシンプルながら存在感のあるバーインデックスと時分針には、ルミブライトの蓄光仕様も。 セイコー 5スポーツに共通して搭載される、カレンダー機能(日付・曜日)の実用性は、普段使いの時計としてはやはりあると便利なもの。 いずれのカラーも、秒針は1970年代の5スポーツでも採用されていたオレンジとすることで、スポーティな雰囲気をプラスするとともに、往年のファンにもうれしいディテールに。 手首に沿うように形状を進化させたラグをよく見れば、ヘアラインと鏡面加工の仕上げ分けが施され、スタイリッシュに立体感を演出。 そこへ付けられた新開発のメタルブレスレットは、駒をかまぼこ形状とすることで優美な陰影を生み、上品でクラシカルな印象に。もちろん腕なじみもよく、コンセプト通り、毎日身につける時計としての高い快適性を発揮します。 懐かしさと普遍性が共存するデザインに、現代的な改良を加えて舞い戻った「SNXS」。末長く愛せる普段使いの相棒を探しているならピッタリな選択肢となるはずです。 ●製品仕様 「セイコー 5スポーツ SNXS」 ・価格(消費税込):5万3900円 ・ケース、ブレスレット:ステンレススチール ・防水:日常生活用強化防水(10気圧) ・ケースサイズ:外径 37.4 mm(りゅうず含まず)、厚さ 12.5 mm ・発売予定日:5月10日(金)
VAGUE編集部