キャベツ高騰 ギョーザ店とんかつ店は
全国的にキャベツの価格が高騰する中家計だけではなく飲食店も影響を受けています。キャベツを使う宇都宮名物のギョーザ店なども対応に追われています。 全国的に記録的な猛暑が続いたことでギョーザの餡に使われる「キャベツ」の価格が、平年のおよそ2倍に高騰しています。 過去にも野菜の高騰でギョーザ店は影響を受けていて宇都宮市内で50年前から店を経営する亀井実さんもその一人です。 20年前のキャベツの高騰以来、青果店からの購入を取りやめて茨城県の生産者と契約し、価格変動対策に取り組んでいるということです。 また、付け合わせにキャベツの千切りが欠かせないのが「とんかつ」です。宇都宮市内にあるキャベツのお替りが自由のこちらのとんかつ店では毎日20キロ、多い日は50キロのキャベツを使うということですが価格の高騰を受けて対策に追われています。こちらの店ではこれまでキャベツは10キロ1ケース1800円ほどで購入していましたが現在は3500円で仕入れているということです。 農林水産省によりますと出荷状況が平年並みに戻ってきていることから「12月中旬から下旬にむけて、価格は徐々に落ち着くが平年と比べ高い状況は続く」と見込んでいます。
とちぎテレビ