元力士の「サンクチュアリ」俳優・沢田賢澄、脳幹出血で予断許さない状況…6月8日には弟の引退相撲で「最後の一番」予定
相撲特化型芸能事務所「SUMOエージェンシー」は29日、元幕下・千代の眞の俳優・沢田賢澄(けんしょう、37)が20日に自宅で意識を失って倒れ「脳幹出血」と診断されたことを発表した。友人が救急車を呼び、懸命な治療が行われている。スポーツ報知の取材に同事務所の代表取締役で俳優も務める田代良徳氏(47、元幕下・東桜山)は「発表したとおりなので、それ以上は…」と多くは語らなかったが、予断を許さない状況だという。 元力士の沢田は昨年大相撲を題材とし、国内外で大ヒットしたNetflixドラマ「サンクチュアリ―聖域―」で元小結・猿谷(えんや)を好演した。さらにタレントの小錦八十吉(60)=元大関・小錦=が主催する米国での相撲ショーに出演。最近も日本で外国人向けのショーに出演しており、田代氏は「体調が悪かった様子は特に感じなかった。急ですね」と困惑した様子。6月8日には弟の元幕内・千代の国(現・佐ノ山親方)の引退相撲で「最後の一番」を取る予定がある。
報知新聞社