養浩館庭園で冬支度 庭木に雪つり 通常より多く縄をはって強く美しく 今だけの景色、紅葉と雪つりの共演 11日末までライトアップ
福井市の養浩館庭園では1日、雪の重みから庭木を守る雪つりの作業が始まりました。 例年より少し遅れてモミジなどが色づき始めた福井市の養浩館庭園では、本格的な冬のシーズンを前に、雪の重みで庭の木が折れないよう雪つりの作業が始まりました。 1日の朝は、庭師が長さ7メートルあまりの竹の支柱をクロマツに添えて、放射線状にわら縄を垂らし、枝にくくり付けていました。 ■庭師 森口朝行さん 「雪つりは美観があって、通常よりもたくさん縄をつる量を増やしているが、雪対策にもなるので、よりしっかりと雪を支えられるような雪つりをしていきたいと思っている」 12月1日までは、午後5時から午後8時半まで、園内のライトアップも予定されていて、色づきが進む紅葉と雪つりとの幻想的な共演を楽しむことができます。