【陸上】折田壮太「高校3年間の最後、やりきった思えるレースに」武田胡春「上位入賞して世界目指したい」/U20日本選手権クロカン前日会見
第107回日本選手権クロスカントリー、第39回U20日本選手権クロスカントリー(2月25日/福岡・海の中道海浜公園)の前日会見が2月24日、福岡市内で行われた。 田中希実はシニア2kmに出場「すごく良い状態で準備はできた」目標は世界クロカン代表入り/日本選手権クロカン前日会見 U20男子8kmに出場する折田壮太(須磨学園高3兵庫)は「(高校)3年間の最後のレース。自分が本当にやりきったと思えるレースにしたいです」と力を込めた。 前回は3位に入り、そこから一気に高校のトップ選手へと駆け上がった。5000mではインターハイで日本人トップ5位、鹿児島特別国体少年Aは優勝。全国高校駅伝1区を日本人最高タイ記録(28分48秒)で区間賞に輝いた。 「昨年出場してから1年。成長することができました」と折田。高校生活を締めくくるレースに向けて「チャレンジすることを忘れずに挑みたいです」と話していた。 U20女子6kmに出場する武田胡春(小倉高3福岡)は「高校最後のレース。3年間支えてくださった方への思いや、自分から心から楽しんだと思える走るりしたいです」と語る。 福岡で有数の進学校で勉強と両立させてきた武田は、昨年のインターハイ3000mで駅伝強豪校の選手に一歩も引けをとらず、日本人2番手の6位入賞。その後は「思い通りに走りができなくて、悔しい思いをした」と言う。それだけに高校生活を締めくくる地元でのレースへ向けて「上位入賞して、世界(クロカン)を目指していきたい」と快走を誓った。 今大会は世界クロスカントリー選手権(3月30日/セルビア・ベオグラード)の代表選考会となっている。
月陸編集部