「エンドウは先発に入れるべき」前節黒星のリバプール 専門メディアは次戦で遠藤航スタメン起用を提唱
現在、勝ち点51でプレミアリーグ首位に立っているリバプールは現地時間2月10日、ホームにバーンリーを迎え、2試合ぶりの白星を目指す。 【動画】痛恨だった後半ATのPK献上 板倉が与えた絶好機を決めたイランの決勝弾 前節では、敵地でアーセナルと対戦し1-3で敗れており、これが約4か月ぶりの公式戦黒星となった。上位対決での敗戦により、2位マンチェスター・C、3位アーセナルとの勝ち点差が2(両チームとも勝ち点49)に迫られている。首位争いが混とんとする状況において、降格圏に位置するバーンリーとのゲームでは勝ち点3獲得が至上命題となる。 シーズンも折り返しを過ぎ、負傷者も抱える中、アジアカップの戦いを終えた遠藤航への注目度が高まり続ける一方だ。すでに、トレーニングにも加わっていることなどが現地でも報じられており、専門メディア『Anfield Index』は今週末の先発出場を予想している。 現地時間2月7日に配信となったトピックは「ワタル・エンドウ、リバプール優勝への鍵」と銘打たれており、文字通り、今後の戦いの中で遠藤がキーマンになると説く内容となっている。 その中で「2024年アジアカップで敗退した日本代表のキャプテン、ワタル・エンドウは、すぐにマージーサイドへの復帰を目指し、この月曜日に最初のトレーニングを行った」と振り返っており、「30歳のこの選手のリバプールチームへの復帰は、ハンガリー人プレーヤーのドミニク・ショボスライが原因不明の負傷を負ったため、戦列から離れるというニュースと同時に伝えられた」とチーム状況にも言及した。 同メディアは、開幕からスタメン出場を続けてきており、前節ではベンチ外となっていたショボスライがバーンリー戦でも欠場すると見通しており、「理想は元シュツットガルトのMFエンドウを守備的MFのポジションに起用し、アレクシ・マクアリスターとカーティス・ジョーンズが両サイドのポジションに置くことだろう」と主張。また、代表活動からの復帰により、リカバリーが必要と前置きした上で、「エンドウは土曜日、そのまま先発に入れるべきだ」と見解を示している。 また、トピックでは「目標である2023/24年のプレミアリーグ制覇を達成するためには、絶対的なベストメンバーが必要だ」と論じており、その上で遠藤がユルゲン・クロップ監督にとっての「信頼できる選手」であるとも評している。 日本代表で味わった悔しさとともに、クラブ帰還を果たした遠藤。現地からの大きな期待を背に、リーグタイトル奪還を目指し、再びプレミアリーグのピッチに立つ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]