ナ・リーグの新人王候補において、ぶっちぎりで1位に選出された山本。(C)Getty Images

　現地時間1月8日、MLB公式サイトは2024年シーズンの新人王を予想するアンケート結果を発表。ナ・リーグでは、ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル（約463億円）という大型契約を結んだ山本由伸が51パーセントの支持を得て、堂々の1位に輝いた。 【PHOTO】大谷翔平も加入したドジャースに入団決定！ユニホームを身に纏い会見を行った山本由伸の厳選ショット！ 　2位はミルウォーキー・ブルワーズのジャクソン・チョーリオ（17パーセント）、3位はシンシナティ・レッズのノエルビ・マルテ（9パーセント)が入った。日本屈指の逸材が断然トップでいきなり凄みを見せつけている。 　MLB公式サイトの投票結果を受けて、韓国メディア『MHN Sports』は「イ・ジョンフは無投票、ナ・リーグのルーキーで“日本のエース”山本由伸が新人王候補として51パーセントの支持を得て1位に輝いた」と報道。韓国プロ野球のキウムからポスティングシステムを使用し、サンフランシスコ・ジャイアンツに移籍したイ・ジョンフの名前がないことに反応した。 　一方で記事では、山本を次のように紹介している。 「山本はNPBで史上最高の先発投手と見なされている。ここ最近では3年連続で投手4冠、沢村賞、レギュラーシーズンMVPを受賞し、昨季は23試合で16勝6敗、防御率1.21、169奪三振と最高の成績を残した。山本の日本での通算成績は、7シーズンで172試合に登板して897イニングを投げ、防御率1.82、922奪三振」 「日本のプロ野球界を席巻してきた山本は先月、ロサンゼルス・ドジャースと12年3億2500万ドルの契約を結び、メジャーへの第一歩を踏み出すと、MLB.comのルーキー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされるなど、すでに大きな注目を集めている」 　なお、韓国プロ野球のLGツインズからポスティングシステムを使用し、サンディエゴ・パドレスに移籍したコ・ウソクもノミネートされず。同メディアは「イ・ジョンフとコ・ウソクの名前はない...」と嘆きが止まらなかった。 構成●THE DIGEST編集部