米、ボーイング旧型機の点検勧告 事故受け連邦航空局
【ニューヨーク共同】米連邦航空局(FAA)は22日までに、今月5日に米アラスカ航空機の機体の一部が吹き飛んだ事故を巡り、事故機と同じ形状の部品を使用している米ボーイング製の旧型小型機「737―900ER」を点検するよう航空会社に勧告した。 アラスカ航空が運航するボーイング製の「737―9」(MAXシリーズ)では、飛行中に非常口をふさぐ窓付きの「ドアプラグ」が吹き飛ぶ事故が発生した。事故後、米ユナイテッド航空が運航する同型機で、固定するボルトが緩んでいたケースが判明した。 FAAによると、737―900ERが使用しているドアプラグの形状が事故機と同じという。