大津・保護司殺害 保護観察中の容疑者を送検 容疑を否認
大津市の民家で保護司の新庄博志さん（60）が殺害された事件で、滋賀県警は10日午前、新庄さんが担当していた保護観察中で無職の飯塚紘平容疑者（35）を殺人の疑いで送検した。 【写真】殺害された保護司の寄稿文 飯塚容疑者は5月24～26日、大津市内にある新庄さんの自宅で、新庄さんの上半身を刃物で複数回刺すなどして出血性ショックで死なせた疑いが持たれている。「私はやっていないし、何も答えたくない」と容疑を否認しているという。 新庄さんは月2回程度、自宅で飯塚容疑者と面会していた。24日夜にも予定されており、飯塚容疑者が新庄さん宅を訪問していたことが捜査で確認されている。新庄さんの遺体はこの2日後、別居の親族が発見した。 飯塚容疑者は5年前、コンビニで現金2万円を奪ったとする強盗事件で保護観察付き執行猶予判決を受けていた。【岩本一希】
