【NFL】ライオンズ戦で「自ら招いた失敗」を嘆くパッカーズ、「最良のチームが勝ったわけではない」
現地3日(日)に行われたグリーンベイ・パッカーズ対デトロイト・ライオンズの試合の統計をざっと見ると、パッカーズが勝利したと思うかもしれない。しかし、実際にはパッカーズが大敗を喫している。 【動画】2024年第9週:接戦のNFC北地区、ライオンズ対パッカーズ
ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアー率いるチームはライオンズよりも多くのトータルヤード(ライオンズの261ヤードに対して411ヤード)、ファーストダウン獲得数(17回に対して20回)、プレー平均ヤード(4.7ヤードに対して6.6ヤード)、パスヤード(137ヤードに対して273ヤード)を記録し、パントはわずか2回だった。しかし、試合の後半には接戦とは到底言えない状況に陥っている。
チーム公式サイトによると、ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスは「自ら招いた失敗が多かった。勢いやドライブを台無しにするプレーがたくさんあった。それらは自分たちの責任だ。俺たちはこれまで多くのことをやり過ごしてきたような気がする。勝つことである程度覆い隠してきたからだ。でも、優秀なチームと対戦すると、小さいことが全部自分たちに跳ね返ってくる」と語ったという。
パッカーズは10回の反則を犯して67ヤード罰退し、多くの好機を逃して攻撃が停滞した。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、パッカーズのレシーバーは5回のパスを落としたという。キッカー(K)ブランドン・マクマナスはフィールドゴールに失敗し、負傷したジョシュ・マイヤーズの代わりにセンター(C)として出場したエルグトン・ジェンキンスは、雨が降る中でスナップに苦戦した。ディフェンスは序盤にラン攻撃を食い止められず、鼠径部のケガを抱えながらプレーしていたクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブは第2クオーター終盤に致命的なピックシックスを喫し、点差を大きく引き離すチャンスをライオンズに与えている。
ラブは自身のプレーについて「ボールを危険にさらす回数が多すぎたし、そこは確実に改善しなければならない」と話している。